こんにちは、薬剤師のぱん子です。
今回は仕事や会話中の困った喉の不快感・声枯れに対処したい!というテーマでお話しします。
龍角散は言わずと知れたのどの薬ですね。中でも龍角散ダイレクトはコンパクトで持ち運びしやすいので仕事中もポケットに入れておけます。
薬以外にも、飴やタブレット状のお菓子なんかもあります。
それでは、“ピタスのどトローチ”はご存知でしょうか。
ピタスは、口の中に貼り付けるフィルム状ののどの薬です。とにかく薄っぺらくて邪魔にならないので、持ち運びや仕事中もしもの時に使いやすいです。
龍角散ダイレクトとピタスについて実際に自分が使ってみた感想を交えながら比較していこうと思います。
龍角散ダイレクト

龍角散ダイレクト(第3類医薬品)
効能効果
たん、せき、のどの炎症による声がれ、のどの荒れ、のどの不快感
薬効成分
生薬
※龍角散ダイレクトスティック:キキョウ末、セネガ末、カンゾウ末、キョウニン、ニンジン末、アセンヤク末
※龍角散ダイレクトトローチ:キキョウ末、キョウニン、セネガ末、カンゾウ末
その他の注意事項
1日6回(ただし、服用間隔2時間以上空ける)
龍角散ダイレクトスティック(ミント、ピーチ)は3歳未満は使用不可
龍角散ダイレクトトローチ(マンゴー)は5歳未満使用不可
龍角散ダイレクトは眠くなる成分が入っていません。
鎮咳、去痰、抗炎症作用のある生薬が配合されており、のどの症状だけではなく、咳と痰にも使えます。
一方、ピタスのどトローチは咳と痰に対する効能効果はありません。咳と痰にも使えるピタスせきトローチという商品もありますが、そちらは眠くなる成分が配合されています。
咳止めの西洋薬は基本的に眠くなる薬が多いですが、龍角散ダイレクトは生薬の薬なので眠くならないのが魅力です。
生薬といっても、全然飲みにくい味ではありません。(私は美味しいと思う)
のどで直接的に作用するので即効性があります。
注意点としては、飲み方を誤ると全然効かないところ。
のどに直接作用させる薬なので、口の中で含ませたままにするのがポイント。間違っても水で飲み込んだりしたらいけません。意味がないので。
龍角散ダイレクトスティック(ミント、ピーチ)、龍角散ダイレクトトローチ(マンゴー)の3種類があります。
龍角散ダイレクトスティックは顆粒状、龍角散ダイレクトトローチは薄いタブレットです。
スティックとトローチで成分に一部違いがありますが、効果の実感としてはどちらも大きな差はないと感じました。
ピタスのどトローチ

ピタスのどトローチ(指定医薬部外品)
効能効果
のどの炎症によるのどの痛み、のどの腫れ、のどの荒れ、のどの不快感、声がれ、
口腔内の殺菌・消毒、口臭の除去
薬効成分
セチルピリジニウム塩化物水和物
その他の注意事項
1日4〜6回
15歳未満使用不可
ピタスのどトローチは眠くなる成分は入っていません。
別の市販薬で、ピタスせきトローチ(第2類医薬品)というのがありますが、ピタスのどトローチとはまったく別物ですので注意してください。パッケージが類似していて間違いやすいです。
ピタスせきトローチは眠くなる成分が入っていて、仕事中に不向きです。
ピタスのどトローチには陽イオン界面活性剤のセチルピリジニウム塩化物水和物が有効成分として含まれており、口腔内、喉を殺菌・消毒することでのどの症状を和らげます。
ピタスのどトローチは色々な味が展開されています。
ピーチ風味、オレンジ風味、ライチ風味、清涼感強めのピタスクールトローチS、ウメ風味のピタスメディカルトローチ。
自分の好み・気分に合わせて味を選べるのがピタスのいいところですね。
私は桃が好きなのでピーチ風味を試してみました。

丸いフィルムをベロにのせて器用に上顎(口の中の上の方)に貼り付けて使用します。唾液と馴染み、ネチャッとして、簡単に貼りつきます。
口の中が乾燥していると貼り付きにくいので、水を飲んだりして口の中を湿らせるといいです。
初めて使ってみた感想は、ふーせんガムみたい!です。
その感触がまさに風船ガムが弾けて張り付いたときのあの感覚に似ていました。
本当にびっくりする程薄いので、カバンの中にいれても全然場所をとりません。なんなら、財布の中や名刺入れの中、手帳の中等、どんな場所にでも入れておけます。それくらいに薄いです。

結論、どっちがおすすめ?
結論としては、即効性を求めるなら龍角散ダイレクトの方がおすすめできます。咳と痰にも使えるし。
でも、ピタスにもいいところはある。それは薄いところと、龍角散ダイレクトよりも口の中に残っている時間が長いこと。
龍角散ダイレクトスティックと龍角散ダイレクトトローチはどちらも割とすぐに溶けてなくなりますが、ピタスはけっこうずっと口の中にいます。
私の場合は龍角散ダイレクトが15分くらいで溶けるのに対し、ピタスは1時間くらいで溶けてなくなりました。水を飲んだり、舌で動かしたりするともっと早く溶けると思いますし、人によって違いますが参考程度に。
使用感は龍角散ダイレクトの方が上です。個人的な感想となってしまいますが、ピタスは使い心地が好みではありませんでした。
ガムようなネチャネチャ感、人工甘味料の味のど真ん中を行く風味がして、苦手に感じる人は私だけではないはず。
というわけで
龍角散ダイレクトを推します。(あくまでも、私は。)
龍角散ダイレクトは味が3種類ありますが、余計な風味があるのが苦手な方にも使いやすいミント味が一番おすすめです。
でもね、一つ思うのは、持っててカッコいいのはピタスの方ですよね。
ピタス使ってる人がいたら、それなんですか?!って聞きたくなるし、話の種になりそう。
営業先で使うならピタスの方がある意味プラスがあるかも?効き目云々じゃなくその場の空気作りにおいて。
最後、
注釈)これけっこう大事

龍角散ダイレクト、ピタスのどトローチどちらにしても、合わないときはすぐにやめましょう。
説明書に大事なことがたくさん書いてるので、購入する前によく読んでから考えてみてください。
それではまた。
