コーヒードリッパーの紹介と抽出速度の実験結果!〜100均からフラワードリッパーまで〜

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ドリップコーヒーをいれる上で必要な道具、コーヒードリッパー。

コーヒージャーナリストの岩崎泰三さんのYouTubeの動画、円錐ダービー2021を参考にしながら

@自宅にて myドリッパーダービー2021を開催したので

その結果を紹介しながらドリッパーの解説をしていきます!

出走馬(コーヒードリッパー)たち

  1. KONOS 100均 4つ穴 台形 プラスチック製
  2. 100均 折りたたみ式
  3. カリタ 3つ穴 台形 磁器
  4. メリタ 1つ穴 台形 プラスチック製
  5. CAFEC フラワードリッパー(プラスチック製)

今回メリタ選手だけ1-2杯用です(他は2-4杯用)

コーヒーの抽出条件設定

公平なジャッジのために、抽出条件を揃える必要があります。

やり易い条件を模索した結果、次のような条件で統一して抽出することに致しました。

  • 開封して1日たったコーヒー豆 12g
  • 挽き目は愛用のコーヒーミルのネジを1回転+45°回転させたくらい(少し粗め)
  • 湯温は90℃
  • 先に50cc注いで30秒蒸らし
  • そのあとは私のいつものドリップの仕方(土手を崩さないように)
  • myマグカップの容量(250cc)に到達した時点でタイムをはかる

フラワードリッパーと100均の折りたたみドリッパーは円錐系統なので、100均の円錐ペーパーフィルターを使用。

それ以外は台形系統なので、100均の台形ペーパーフィルター(2-4杯用)を使用。

使用したコーヒー豆は夢珈(YOUMECA) KOKUMIブレンド。

私の予想順位

抽出が速い馬(コーヒードリッパー)の予想順位

1位:100均 折りたたみ式ドリッパー

2位:フラワードリッパー

3位:カリタ 3つ穴ドリッパー

4位:100均 4つ穴ドリッパー

5位:メリタ 1つ穴ドリッパー

家で普段から使ってて、下からポタポタ落ちるかんじもこんなかんじかな?

折りたたみ式なんかはほぼペーパーフィルターで壁がないに等しいので一番速いと予想!

メリタ選手は1つしか逃げ道がないので、一番遅くなるのは必然なのでは?

100均の4つ穴は4つも穴があってカリタ選手よりも速いのでは?と普通に考えたらそうですが、

実際使ってる感じではカリタのほうがスムーズに落ちている気がするので。

さて、結果やいかに!?

myドリッパーダービー 結果発表

1位: 100均 折りたたみ式(2分14秒)

2位: CAFEC フラワードリッパー(2分36秒)

3位: カリタ 3つ穴ドリッパー(3分18秒)

4位: メリタ 1つ穴ドリッパー(3分24秒)

5位: 100均 4つ穴ドリッパー(4分10秒

えー!自分的には驚きの結果。

皆さんの予想は当たりましたか?

まさかの1つ穴メリタさんよりも100均の4つ穴の方が遅いという。なんと、、

【解説】KONOS 100均の4つ穴ドリッパー

最下位(抽出速度が最も遅)の100均ドリッパー。4つも穴があって速そうなのになんで遅いんだろう?

私が考察するには、穴が小さくて目詰まりしやすいのかなと。

抽出時間長かった割にはコーヒーの味が割とあっさりしていた気がします。

個人の感想ですが、、

【解説】100均の折りたたみ式ドリッパー

一番速かったこちらのドリッパーですが、

外でコーヒー淹れる人でもない限り、あまりおすすめできません。

ドリップするときに、どうしても斜めに傾いてしまうのです。

液面が傾いてしまって、ドリップしているときコーヒー粉も傾くので見た目が美しくないです。

味は、今回コーヒー豆12gでいれているので仕方ないかもしれませんが

なにか物足りない印象を受けます。

抽出時間をしっかりとって味をしっかり出すには、コーヒー粉の量を増やすとか、コーヒー粉の挽き目をもっと細かくするといった工夫が必要だと思います。

私はこのドリッパーは夏場にアイスコーヒー用で使っていました。

【解説】カリタ 3つ穴ドリッパー

こちらのカリタの磁器製の3つ穴ドリッパーは、

見た目に一目惚れして定価より高く購入した一番のお気に入りです。

バランスの良いドリップコーヒーができるので、このドリッパーで淹れるコーヒーが好きですし、

淹れているときも可愛くて気分が上がります。

【解説】メリタ 1つ穴ドリッパー

1つ穴の割に、3つ穴のカリタドリッパーと時間差ほとんどないというか誤差の範囲内でした。

コーヒー粉量を増やしたらまた違う結果がみえるかもしれないです。

コーヒーの味は、ほかの4つのドリッパーで淹れたコーヒーと違いがちゃんと分かるくらいの仕上がりでした。

重みがしっかり出るというか。コクが引き立つというか。

コーヒー豆12gもドリップコーヒーの味的に最適でした。

少ない豆量でしっかり味を出せるところが、円錐系ドリッパーよりもコスパ良くてがGoodです。

【解説】CAFEC フラワードリッパー

岩崎泰三さんの円錐ダービーでは1位に輝いたフラワードリッパー。

今回の出走馬の中で見た目の可愛さでは間違いなくナンバーワンです。

味は軽やかで飲みやすい万人受けしそうな味です。

このドリッパーで淹れるなら、コーヒー豆12gは少ない気がします。

別の機会に淹れたところ、個人的に20gが最適でした。

コーヒー豆40gは味が重た過ぎました。

【総評】コーヒーの味部門:優勝馬(コーヒードリッパー)

コーヒードリッパーには人それぞれ考え方や好みがあると思います。

だからコーヒードリッパーに良いも悪いも無いと思うし、

好きな道具で淹れたコーヒーの味にも良いも悪いもない。優劣つけることがナンセンスだと思っています。

そのことをまず前提として、

今回淹れたこのコーヒー豆

夢珈(YOUMECA) KOKUMIブレンド

に相性バツグンだったコーヒードリッパー。

ドリップコーヒーが一番美味しくなったドリッパーは、、、

メリタ選手〜!(パチパチ)

ボトムがしっかりして、コクと重みがとっても美味でした。

とはいえ、今回統一の条件で淹れただけなので

  • コーヒー粉の挽き目
  • コーヒー粉の量
  • 抽出の温度
  • 抽出時間

などなどいろんな条件を変えれば、ドリップコーヒーの味をコントロールできます。

コーヒーの味をコントロールする考え方を学びたい人におすすめの本↓


本当に奥深いコーヒーの世界。

これからも一緒にコーヒーを楽しみましょう♪