【親知らず抜歯その後】虫歯の治療行ってきたけどさ…

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こんにちは。いつか喫茶店を開きたい しがない会社員のぱん子です。

親知らずが痛くて歯医者さんへ行ったら、別の親知らずに虫歯がみつかっちゃった!その後のお話です。

ぜんぜん痛くないのに、虫歯治療って必要?

私の虫歯は上の一番奥の歯、つまり親知らずでした。つまり、普通の鏡ではよく見えない位置です。正直、全然痛くなくて、虫歯の存在にまったく気づいていませんでしたが、歯医者さんで見せてもらったら、たしかに黒くなっていました…

虫歯は初期では自覚症状がないのが普通です。

虫歯ではさまざまな虫歯菌によって歯が溶けていきます。

歯はそもそも溶けては再生し溶けては再生し、を繰り返しているので、多少溶けた程度であればまたもとに戻れます。(再石灰化といいます)

でも、ある程度虫歯が進行すると、再生することができず、徐々に歯が蝕まれていきます。

虫歯が進行したその先には強い痛みと、歯の喪失が待ち構えています…

痛みがなくとも、頑張って虫歯治療やっていきましょう。(私も歯医者行きたくないけどがんばるよ..)

親知らずの虫歯治療は2択でした

上の親知らずが虫歯になっていました。

真っ直ぐに生えていて、痛みも歯並びへの影響もなく、抜く必要はないけど、虫歯になってるから抜いてもいい。っていう状況です。

  • 虫歯の親知らずを抜歯する
  • 虫歯の部分だけ削る

この2つの選択をせまられました。

お医者さんがいうには、親知らずを残すことのメリットは、もし今後どこかの歯が失われたときに、代替品として使える可能性があるということでした。でも、対となる下の親知らずを既に抜歯しているので、残してもしゃーない。みたいな感じでした。

必要ない親知らずを残しておくことで、歯磨きしにくい問題が続き、虫歯が気づかぬうちにまたできてしまう!なんてことも十分にありうる話です。

また、虫歯の治療をした歯はまた虫歯になる可能性が高い、つまり再発のリスクがあるという問題もあります。

でも、そんなことよりも、抜歯後のあの腫れと痛みをまた経験するのが嫌でした。なので歯を残す方向で治療を進めることになりました。

虫歯治療の当日の流れと感想

私の虫歯は初期段階であったため、神経を抜く=抜髄(ばつずい)はせずにすみました。

抜歯のときと違って抗生剤や痛み止めは事前に飲まなくてもよかったです。

流れとしては、歯をキレイにしたあとに虫歯の部分を削って、消毒、詰め物をするというかんじでした。

全部で30分もかからないうちに終わりました。待ち時間も含めると50分くらい?

虫歯を削るとき、最初は機械でウィイイインと、削られるので痛いかと思ったらそうでもなかったです。歯の神経を傷つけないように慎重にやってくれてるんだと思います。

めっちゃ痛かったのは、機械で削られたあと、専用器具で先生にガッと削られたときです。歯の奥下のほうを削ってるのかな。引っ張られるような強い力で、とても沁みる痛みです。。なにに例えたらいいだろう、冷たいかき氷を食べて歯が沁みるときの何倍も沁みます。泣くほど痛いわけではないけど、顔がひきつる痛み。十段階評価するとしたら5くらいの痛みでしょうか。(主観です)

麻酔の注射のチクっと感とどっちが痛いかというと、、正直比べられないです。痛みの種類がそもそも違うというか。麻酔の注射も何回かにわけてチクチク刺されるけど、痛みは一瞬な感じはします。まぁどっちも痛いってことで(ーー;)

先生に、耐えられなかったら麻酔してくれるといわれました。何回かにわけて虫歯を削られるのでそのたびに痛みに耐えました。結局麻酔は使わなかったです。

削った部分の穴は、消毒後、樹脂で埋められました。樹脂の表面のざらつきは、水の出る機械である程度滑らかに磨いてくれました。特殊な光を当てるとすぐに固まる樹脂で、舌で触ったら普通に歯ぐらい固かったです。

痛みがあるのは専用器具で虫歯を削り取られるときだけで、ほかは特に痛みはなかったです。

抜歯のときみたいに腫れもナシ、食事や歯磨きになんの支障もなかったです。

削り終わった虫歯の塊を見せてもらえました。白っぽいカスみたいな見た目です。例えるなら歯垢・歯石のような。歯垢が放置されて虫歯菌の温床になっていくんだなと歯磨きの甘さに反省しました。

虫歯の原因

虫歯の原因は大きく3つあります。

①虫歯の原因になる菌の存在

②虫歯菌の栄養になるエサ(主に砂糖)の存在

③虫歯菌が喜ぶ口内環境

虫歯の主な原因菌は、ミュータンスレンサ球菌と、乳酸桿菌といわれています。それらの菌は主に砂糖をエサとして、酸をつくります。

歯の表面は、pHが5.5よりも酸性になると溶け出します。菌が酸を作っても、通常は唾液の作用によって中性に戻ります。しかし、歯垢(プラーク)や歯石の中ではそうはいきません。虫歯菌の温床となり、酸性状態が続くことで歯が徐々に溶けていきます。

口の中には数百種類以上の菌が何千億匹も数えきれないほど存在していますが、健康な状態ではそれぞれの菌のバランスが保たれています。バランスが崩れる、つまり、悪玉菌の勢力が勝つと虫歯菌にとってはバンザイな状況です。

唾液分泌の減少は虫歯の起こりやすさに大きく影響します。年齢とともに唾液が少なくなり、口の中が酸性に傾きやすくなります。唾液にはリン酸イオンやカルシウムイオンが豊富に含まれており、歯の再石灰化にも関係します。唾液の分泌は体調や、生活習慣にも左右されます。

砂糖の過剰な摂取、頻繁な間食は口の中に常に虫歯菌のエサがあるということになります。虫歯菌は大喜びです。

歯磨きをやったつもりになっていても、細かいところまでちゃんとブラッシングできていないと、細部の歯垢(プラーク)が除去できず、数日後には歯石になって、自分では取り除けなくなります。そこから徐々に虫歯菌に侵食されていきます。

虫歯を予防するために今からでもできること

虫歯の予防のために、もっとも簡単にできることそれは…

毎日の歯磨きの仕方を見直すこと!

歯磨き粉をつけて、なんとなくシャコシャコ磨いて終わっていませんか。口の中の食べカスがなくなって息爽快になったとしても、歯垢(プラーク)がついたままでは正しい歯磨きとは言えません。歯垢(プラーク)は口の中をゆすぐだけでは除去できないからです。

歯磨きするときはそれぞれの歯、1本1本をブラッシングする意識で。特に歯垢の溜まりやすい奥歯、歯と歯の間、歯と歯茎の間は念入りに。

といっても、普通の歯ブラシでは限界があります。

私も奥歯の虫歯の1件以来、意識を変えて奥歯もちゃんと磨こうと歯ブラシだけで頑張ってみたものの、どれだけやっても磨き残しがありました。そこで

デンタルタフトというブラシ

最近購入したこのブラシを使うと、奥の奥までしっかり磨けてかなり助かってます!普通の歯ブラシで磨いたあと、奥歯だけ仕上げにこのデンタルタフトで磨いています。

歯垢(プラーク)をしっかり除去し、虫歯を予防するためにも、歯ブラシ+αの道具を使うのがおすすめです。

★歯と歯の狭い隙間にはデンタルフロス


★歯と歯の広い隙間には歯間ブラシ




★奥歯にはデンタルタフト


普通の歯ブラシを買うよりも値段がはりますが、虫歯の治療代に比べれば、ね。私の場合虫歯治療で3000円くらいしました。もっとひどい虫歯になってくると、1万円、2万円、とさらに治療費が高くなっていきます。

毎日歯を磨いていると、ブラシは劣化していきます。バサバサに毛羽だったブラシで磨くと歯垢除去の効率が落ちるため、3ヶ月くらい経ったら買い替えをおすすめします。

歯垢(プラーク)の形成に約24時間かかるので、虫歯予防という意味で1日1回は丁寧に歯をブラッシングするタイミングを作るといいです。毎日の習慣が大事!

結論、口の中の健康が大事

正直、私自身、自分が虫歯になるなんて夢にも思っていなかったです。逆にこのタイミングで受診して、虫歯が見つかってほんとよかったなぁ〜と思います。

今、意識が変わったことで歯磨きの習慣が変わりました。将来も口内の健康を維持していきたいです。美味しいものをいつまでも美味しく食べられるように!

歯周病って、実は糖尿病や認知症にも深くかかわっていることが医学的にわかっています。歯は歯だけの問題ではないってことです。そのへんのお話はこの本にわかりやすく記されているのでぜひ読んでみてください。


心と体のこと
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