こんにちは。いつか喫茶店を開きたい しがない会社員のぱん子です。
お家で本格的なドリップコーヒーを楽しみたいと思ったら
まずはやっぱりコーヒーミル(グラインダー)が必要ですよね。
この記事では世の中にはどんなコーヒーミル(グラインダー)があるのか?実際の商品と特徴を紹介します。
コーヒー豆を挽く道具、どれを買おうか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
コーヒーミル(グラインダー)の種類
コーヒーミルあるいはグラインダー。
両者に明確な違いはないようですが、
電動の物をグラインダーと呼ぶことが多いようです。
ただ、電動でもミルという名前がついてるのもあるので結局のところ
どっちもコーヒー豆を挽く道具である点で同じと考えたらOK
色々な種類がありますが
大きく分けると手動or電動があります。
また刃の形状で分類すると大きく3つに分かれます。(本当は4つに分かれますが、業務用でしか出回らないようですので省きます)
- プロペラタイプ
- フラットタイプ(ディスク)
- コニカルタイプ(コーン式)(円錐形)
の3つのタイプです。
その中でも、素材やデザイン、スペックなどで色々と派生しているかんじです。
いっぱいありすぎて迷ってしまいます。
自分に合ったコーヒーミル(グラインダー)の選び方
コーヒー豆を挽く道具の選ぶポイントがいくつかあります。
その中でも、自分自身の価値観として何を優先するのか?で選ぶといいかと思います。
選ぶポイント
- 値段が安いこと
- 時間をとらないこと
- 場所をとらないこと
- デザインが好みであること
- 性能が良いこと
- メンテナンスの手間がかからないこと
1つだけ一番優先するとしたらどれでしょうか?
次の項からおすすめの商品を紹介しますので優先したいことを考えてみてください。
①値段が安いことを重視している人におすすめのコーヒーミル
何を選ぶかはお財布の紐がどこまで許してくれるかによっても変わってきます。
1万円以上が厳しいのであれば
手挽きミルで安いのを探すか
電動プロペラ式で安いのを探すといいでしょう。
電動コニカルタイプやディスクタイプは少なくとも1万円以上。
性能・デザインの良いものを買おうとなると5、6万円します。
⭐︎手頃な価格の電動ミル⭐︎
メリタECG62-1B
プロペラタイプの刃なので微粉が比較的多くなりがち。微粉が悪というわけではないけど、スッキリクリアな味のコーヒーがお好きの方にはプロペラタイプは不向き。
粉砕時間によって挽き目の調整をするのでコツを掴まないと、コーヒーの味の再現性が低いかも。
静電気でコーヒー粉が取り出しにくいという難点も。電動ミルの共通の悩みです。
だけどやっぱりコーヒーを飲みたいときにちゃっちゃと淹れられるってのは魅力。
シンプルな構造でお手入れ簡単。
⭐︎手頃な価格の手挽きコーヒーミル⭐︎
HARIO MSS-1TB
今日紹介する中では最安値。
2000円くらいなら試しに買ってみようかなと思えます。
容量は24g。
セラミック製の臼部分は水洗い可能でお手入れもしやすい。
これで2000円はコスパ良すぎる。
電動プロペラタイプのミルはいかんせん微粉が多く、粒度がバラつきやすい。
ある程度の味は担保したい。
だけど6万円もする性能のいいミルは買えない。
そんなあなたにおすすめのミルです。
私個人の意見としても
家コーヒーは断然手挽きミルがおすすめ。
電動は正直音が気になる。ゆったりと心地よくコーヒーを淹れたいときに、
大きな音がなるのはちょっと…。
手挽きミルなら、コーヒー豆の挽きたての香りを楽しみつつも
ゴリゴリという心地よい音を楽しめます。
②時間をとらないことを重視している人におすすめのコーヒーミル
手挽きコーヒーミルでコーヒー1杯分のコーヒー豆を中細挽きにしようとすると3〜5分かかります。
エスプレッソ用の極細挽きにしようとすると約10分かかります。
その作業がコーヒーを淹れるときには必ずあります。
そんな時間がない、面倒だ、という方は絶対的に電動式のコーヒーミルを選ぶべきです。
私は超絶めんどくさがりですが、
コーヒー豆を挽くことに関しては何の苦もなくむしろ癒しタイムなので手挽きミルで満足しています。
でも、コーヒー豆を挽くのが苦でしかないのなら、ちょっとばかし高いとしても電動のミルをおすすめします。
⭐︎コレスの2万円くらいのコーンタイプ電動ミル⭐︎
⭐︎コーン式電動ミルで1万円以内は安い⭐︎
ボダム ビストロ
最初の2万円以上のやつは流石に高すぎる…
1万円以内ならまあなんとか買えそう。
っていう方におすすめ。
③場所をとらないことを重視している人におすすめのコーヒーミル
電動はコンセントが邪魔ですし、場所をとります。
ただでさえ、キッチン周りには炊飯器、電子レンジ、トースターなどなど
ものがいっぱいありますよね。
特にディスクタイプの電動グラインダーはけっこうサイズ感が大きいです。
プロペラタイプやコニカルタイプの電動グラインダーは物を選べばスリムなサイズ感のものもありますが…
とはいえ結局一番場所を取らないのは
スリムな手挽きコーヒーミル。
⭐︎取っ手が折りたためるタイプ⭐︎
TIMEMORE NANOコーヒーミル
一度に15gまでしか挽けないけど
コンパクトで手の小さな女性にもピッタリ。
刃がステンレス鋼で特別な形状をしており、均一にコーヒー豆を挽けます。
⭐︎ポーレックスのコンパクトなミル⭐︎
取っ手は取り外し可能なので黒いゴムのところにしまえば持ち運びにも使えるくらいコンパクト!
キャンプで外コーヒーってのも良いですね。
最大許容が一度に20gまでですが、1人で飲む分には困らないです。
解体して水洗い可能なところも魅力。
⭐︎手挽きミルとしても電動ミルとしても使えるスマートなミル⭐︎
HARIO スマートG
USB充電式なので持ち運びにも便利な臼式の電動ミル。
仕組みとしては、手挽きミルを充電式のドライバーに回してもらうみたいなかんじです。
④デザインが好みであることを重視している人におすすめのコーヒーミル
デザインのお好みは人それぞれなのでなんともいえないのですが
手挽きのコーヒーミルでレトロな喫茶店に置いていそうな可愛い引き出しのついたものとか
使い勝手は良くないだろうけど
見た目が可愛すぎるので部屋に飾って眺めたいですよね。
ここでは私の独断と偏見から見た目がお洒落!と思ったコーヒーミルを紹介します。
⭐︎カリタネクストGの色合いが可愛すぎる⭐︎
グリーンorブルー迷う。。どっちも可愛いもんな。
電動ミルの永遠の課題である静電気問題も解決してくれて実用性もバツグン。
⭐︎コマンダンテは性能だけじゃなく見た目までオシャレ⭐︎
ベージュが一番ベーシックなカラーだと思います。それもそれで可愛いんだけど
他人と差をつけるなら、ブラウンがいいのでは?
お洒落上級者感というか
こなれ感がでません、かね?
ちなみに赤色もありましたよ!
コマンダンテのコーヒーミルはめちゃくちゃ高いですが、
それだけクオリティが高い製品です。
微粉がとにかくないほうがいい!スッキリしたコーヒーが好き、コーヒーの味はとにかくこだわりたい、という方におすすめ。
⭐︎これ、老舗の喫茶店にまさに置いてそうなんだけど⭐︎
大きさ的にも値段的にもかなり大物なので、
コーヒー変態さんは挑戦してみては?
普段使いというよりも、飾りたいしろもの。
☆さすがに↑は大きすぎるという方へ☆
カリタ クラシックミル
高いけど、、、引き出しの取っ手のアンティークな感じがたまらない。
⑤性能が良いことを重視する人におすすめのコーヒーミル
性能が良いとは。
ひとことで言ってはいますが、
色々な要素が性能という言葉に含まれています。
- 微粉が少ない
- 静電気が少ない
- 音が静か
- 粒度のバラつきが少ない
- 一度に挽ける量が多い
他にもあるとは思いますが、今思いつく限りでは
こういったことが性能の良さとして挙げられます。
⭐︎カリタネクストG⭐︎
静電気除去してくれる機能はありがたい。
⭐︎フジローヤル みるっこ⭐︎
粒度のバラつきが少なくて、電動ミルの中でも比較的静かな音。
⭐︎TIMEMORE 栗子C2 MAX
一度に30gも挽けるのは
アイスコーヒー入れるときに便利。
ステンレス鋼の耐久性に優れた刃で、
軽い挽き心地。このクオリティで1万円以内は破格の安さ。
⑥メンテナンスの手間がかからないことを重視する人におすすめのコーヒーミル
コーヒーミルのメンテナンスは
ずっと長く美味しいコーヒーをいただくためには大切なこと。
ミルの中に残ったコーヒー粉は放置しておくと酸化して、次にいれるコーヒーの味に悪い影響を与えるかもしれません。
ミルの構造が複雑であればあるほど
掃除は面倒だと思います。
シンプルな構造のミルにすると掃除がパパッと済みます。
もっと言うと、
セラミック製の刃にすれば、汚れたら
水で洗えばいいだけですし
入れ物部分もステンレスやプラスチック、ガラス製であれば問題なく水洗いできます。
鉄製の部分があると、水洗いすると錆・劣化の原因になるので注意が必要。
セラミック刃よりも耐久性に優れるステンレス鋼の刃は水洗いできません。
⭐︎分解清掃、水洗い可能な手挽きミル⭐︎
⭐︎カップが取り外せて洗えるプロペラタイプの電動ミル⭐︎
Egoelife
USB充電式でコードレス。
カップの部分が取り外し可能なので、コーヒー粉をドリッパーに移すときもやりやすいです。
⭐︎コレスのコーンタイプは水洗い出来ないけど清掃しやすい⭐︎
最後に。
自分に合いそうなミルが見つかりましたか?
ちなみにめんどくさがりの私は、値段が安い+メンテナンスの手間がかからない+微粉が比較的少ないということを特に重視して
キャプテンスタッグの手挽きコーヒーミルを購入しました。
比較的少ないというのは同じくメンテナンスの手間を取らない安価なミルとして電動プロペラ式ミルがありますが
それに比べて微粉が少ないということです。
購入したミルに不満なところがあるとすれば一度に最大20gまでしかコーヒー豆を挽けないところでしょうか。
でも、じっくり考えて購入したので、別に後悔はしていません。
というか使えば使うほどに自分のミルに愛着が湧きます。
だからコーヒーミルの選択に悩んでいる皆さん、じっくり考えて、吟味して自分にとって最高のミルと出会ってください。
自分で納得して選んだミルは、多少やなところがあったとしてもそれすら愛せるのではないでしょうか。