【ひび・あかぎれ市販薬】ヒビケアとヒビエイドの違い

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こんにちは、薬剤師のぱん子です。

ひび・あかぎれの塗り薬といえば、ヒビケア軟膏とケラチナミンコーワヒビエイドが有名ですよね。

どちらも第3類医薬品。病院で処方してもらわなくてもドラッグストアで購入できる点では同じです。

入っている成分もほとんど一緒ですし、値段もだいたい同じ。

でも、明らかに違うところがあります。

この記事ではヒビケアとヒビエイドの何が違うのか?どう選べばいいのか?を解説していきます。

ヒビケアとヒビエイドの違い①有効成分

ヒビケア軟膏にはかゆみを抑える成分(ジフェンヒドラミン)が入っています。

一方、ヒビエイドには痒み止め成分が含まれていません。

ヒビエイドには炎症を鎮めるグリチルレチン酸が入っています。

一方、ヒビケア軟膏には抗炎症成分は含まれていません。

他の有効成分はヒビケア軟膏とヒビエイドに共通して含まれています。

ヒビケアとヒビエイドの違い②有効成分の量

有効成分の量が多いのはヒビエイドです。

ヒビケア軟膏とヒビエイドの有効成分量を計算してみました。

ヒビケア軟膏1gの有効成分
トコフェロール酢酸エステル 2mg
アラントイン 2mg
パンテノール 10mg
グリセリン 0.4g
ジフェンヒドラミン 5mg
ヒビエイド1g中の有効成分
トコフェロール酢酸エステル 20mg
アラントイン 20mg
パンテノール 50mg
グリセリン 0.4g
グリチルレチン酸 3mg

2つを見比べてみてください。

トコフェロール酢酸エステル、アラントイン、パンテノールの量がヒビエイドの方が多いです。ケタ違い!

ヒビケアとヒビエイドどっちがいいのか?

結論からいいます。ひび・あかぎれを早く治したいならヒビエイド一択だと思います。

理由は、ヒビエイドの方が早く治すための有効成分の量が多くコスパがいいからです。

ただ、痒みが辛い場合はヒビケア軟膏にするのもありです。

トコフェロール酢酸エステルとは、ビタミンEのことです。ビタミンEは血行促進することで回復を早めてくれます。

アラントインとパンテノールは皮膚の組織を修復する成分です。

トコフェロール酢酸エステル、アラントイン、パンテノールはヒビケアとヒビエイド両方に含まれていますが、どれもヒビエイドの方が量が多いです。

トコフェロール酢酸エステルとアラントインは10倍、パンテノールは5倍の量です。

両方値段は同じくらいなのに、有効成分量が圧倒的に勝ってるヒビエイドは買い!です。


それではまた。