漢方薬剤師・堀ママの血流本シリーズのレビュー

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全ての女性におすすめしたい

堀ママさんの血流がすべて解決するシリーズ。

3冊あるので、それぞれどういった内容の違いがあるのか、購入を検討中の方向けにレビューしてみます。

まずは堀ママさんって一体何者なのでしょうか。

堀ママとはだれなのか?

◆名前

堀江 昭佳(ほりえ あきよし)さん

◆出身

1974年 島根県出雲市生まれ

◆仕事

漢方薬剤師、不妊カウンセラーとして幅広く活動中

◆所属

老舗の漢方薬局、堀江薬局の代表

▶︎堀江薬局公式サイト 

堀江薬局オフィシャルサイト|縁結び出雲 不妊漢方 子宝リトリート
不妊漢方と流産後ケアの堀江薬局オフィシャルサイト「縁結び出雲 不妊漢方 子宝リトリート」です。漢方薬局「堀江薬局」代表薬剤師・不妊カウンセラーの堀江昭佳が、不妊や流産に悩む女性に漢方や薬膳茶によるケアをご提案いたします。


一般社団法人 日本漢方薬膳協会の代表理事

▶︎日本漢方薬膳協会公式サイト

一般社団法人日本漢方薬膳協会
陰陽五行説を基本として、東洋医学(漢方・薬膳)、生薬・ハーブ学、心理・運命学、カウンセリング手法について学び、風水薬膳®茶を通じて、自分の、そして大切な人たちの心と体の健康に役立てていく講座を開催しています。

◆ゲイであることをカミングアウト

一般の人にもゲイであることを打ち明けたのは2017年、自身のブログにて。

血流がすべて解決するシリーズ1作目の出版当初(2016年)にはゲイであることを公にはせず、関係者だけが知っている状況だったようです。

本の中にそういったパーソナルな内容を盛り込む必要があるのか出版社側と話合いの結果、血流本シリーズは堀ママではなく堀江昭佳として出すことになったのでしょう。

カミングアウトについては誤解のないように堀ママさんのブログをぜひ参照下さい。

堀江昭佳『カミングアウト。〜『血流がすべて解決する』発売1周年に心からの感謝をこめて。〜』
去年の今日、3月10日。『血流がすべて解決する』が発売になった。↓  ↓  ↓1年前、最初にできあがってきた本を読んだとき、この本は、ぼくがひとりで作ったもの…

自分を偽らず、真っ直ぐに人と向き合いたいという思い、素敵ですね。

◆ぱん子が思う堀ママさん

私が堀ママさんを知ったのはインスタがきっかけでした。

とあるインフルエンサーさんがおすすめの本として血流本を紹介していて、写真に堀ママさんのインスタリンクがタグ付けされていました(覚えているかぎりでは…)

私自身も、漢方大好き薬剤師なので血流本に興味しんしん、即買いでした。

本の内容はあとでレビューしますが、本の中で堀ママこと、堀江昭佳さんの考え方がよく伝わってきました。

私は、薬を飲んでも生活が改善されなければ根本的解決にならないということを日々感じていました。

だから堀江昭佳さんの考え方に大共感雨嵐!だったんですね。

【1冊目のレビュー】血流がすべて解決する


◆発売日

2016年3月10日

◆どんな内容?

●第一章 その不調の原因は、すべて血流にあった

: 体の不調を解決するには血流を改善するのが大事ということが実際のエピソードとともに記されています。

●第二章 「つくる・増やす・流す」であなたの血流はよくなる

: 簡単な体質チェックでなぜ血流がよくないのか?原因を見つけます。

●第三章 血をしっかりつくるための食べ方 10の真実

: 胃腸を元気にして、血をつくれるようになるための方法が紹介されています。

●第四章 元気な血を増やすための眠り方 6つの常識

: 睡眠の質を高めて、血を増やす方法が紹介されています。

●第五章 「静脈」の血流をよくするための生活習慣 5つの方法

: 血流をよくするための運動や呼吸方法が紹介されています。

●第六章 心と体の悩みは血流がすべて解決する

: ダイエット、生理痛、子宮内膜症、更年期障害、不妊症、アンチエイジング、抜け毛・薄毛などの悩みを血流を改善することで解決してきた実例が紹介されています。

●第七章 血流をよくすれば、心は自由になれる

: 血流がこころにも深く影響するということ。問題に立ち向かうときにどのように自分のこころと向き合っていけばよいかの温かいメッセージです。

◆どんな人向け?

体とこころに不調を抱える女性。

その中でも特に、今までのやり方では変わらなかった人。

自分の体について知って、根本的に問題を解決したいと願う人。

◆ぱん子が思う他の2冊との違い

一見すると血流とは全く関係なさそうなお悩みも、もとを辿れば血流が原因かも?

今まで努力しても改善できなかった健康の悩みを新しい視点から解決する考え方と方法を伝授する一冊。

他の2冊と異なる点は、実例が一番多いところでしょう。

第一章を読めば体とこころの不調にどれだけ血流が関係しているかわかります。

第六章ではダイエットや生理痛など悩みごとの解決例が記されています。

例えば「ダイエットすると胸はすぐになくなるのに、足が痩せない」という悩みを実際に解決できた方法がこの本の中にあります。

1冊目の本というだけあって、内容が網羅的です。なぜ血流をよくするといいのか?の説明もしっかりされていながらも、方法論も充実しています。

実際の悩みに沿っているからこそ、同じく網羅的な3冊目よりも内容がわかりやすいです。

東洋医学の知識が全くない人でも読みやすいと思います。

【2冊目のレビュー】血流がすべて整う食べ方


◆発売日

2017年12月26日

◆どんな内容?

●第一章 血流が整えば、心も体もうまくいく

: 体のあらゆる不調の原因は血流が悪いこと。そして血流悪化の原因は胃腸にある!

●第二章 胃腸を掃除して血流を整える「一週間夕食断食」

: 一週間夕食断食をするとどんないいことがあるのか。実際の方法とトラブルの対処方法。など。

●第三章 血流を整える「食べたら出す」仕組み

: この章では排便がテーマ。便を見ればで胃腸の健康状態がわかる話。食物繊維の種類と効果。お腹の冷えを取る方法。

●第四章 血流を整え汚染を防ぐ食材と食べ方

: 血流をよくするために毎日でも取り入れられるような食材を紹介。スイーツ毒素の発生を抑えるための甘いものの食べ方、避けるべき人工甘味料も。

●第五章 血流は四季のめぐりと恵みで整える

: 春、夏、秋、冬、季節の変わり目それぞれの季節ごとにおすすめの食材。体の不調を改善するにも適した時期があるというお話。

●第六章 食べることとは、生きることである

: 食べることとの向き合い方、こころの持ち方が記されています。この本を通して一歩踏み出そうとする人に向けての温かいメッセージです。

◆どんな人向け?

今までいろんなダイエットを試してきたけれど、効果が出なくて挫折してきた人。

便秘、胃もたれ、逆流性食道炎…さまざまな胃腸の不調を抱える人。

1冊目あるいは3冊目の血流本を読んで実践したけど効果を感じない人はまずは2冊目の内容をしっかり実践するといいかも。

◆ぱん子が思う他の2冊との違い

『血流がすべて整う食べ方』は胃腸を元気にすることに重きをおいています。

他の2冊は気・血に関する体質の説明が豊富ですが、「痰湿体質」にクローズアップした話の展開がされているのはこの本の特徴と言えます。

第二章の内容はまるっと「一週間夕食断食」ですが、これは1冊目の『血流がすべて解決する』にもある内容です。

プラスαで成功させるためのポイントや断食によるトラブルへの対処など、より詳しく解説されています。

第五章の内容は3冊目の『血流がすべて整う暮らし方』の第四章の下位互換?に思えるかもしれません。

たしかに、3冊目の方が四季を24個にわけてそれぞれに解説があって詳しめです。が、視点が違うと思います。

3冊目の方は季節ごとに起こりやすい不調とその対策について記されている。

一方でこの本は、改善したいと思う不調がある→そのためにはこの季節にこうしたらいいよ!みたいな。

全く逆の視点だとぱん子は思いました。

なんでも、冷え性を治すなら冬じゃなくて夏なんだとか。詳しくはぜひ本を読んでみて下さい。

【3冊目のレビュー】血流がすべて整う暮らし方


◆発売日

2019年11月22日

◆どんな内容?

●第一章 やっぱり血流がすべて解決する

: 体や心の不調の改善には血流を整えること。そのためにまず自分の血流の状態を把握する。気虚、血虚、気滞・瘀血体質チェック付き。それぞれの体質ごとに体質改善のための生活におけるアドバイス。

●第二章 一日の流れは「睡眠」で整える

: 「陰陽」のバランスを整えるために睡眠がなぜそんなにも重要なのか。「子午流注」の考え方に基づき、一日24時間のそれぞれの時間ごとにどう過ごせばよいのか紹介。

●第三章 一か月の流れは「月のリズム」で整える

: 月経のしくみを「陰陽」の考え方を交えて解説。月経周期を5つの時期に分けて、それぞれの時期ごとに生活におけるアドバイス。

●第四章 一年の流れは「四季のめぐり」で整える

: 一年も「陰陽」で説明。春夏秋冬をさらに細かく分けた「二十四節気」それぞれの時期ごとの過ごし方。

◆どんな人向け?

生理がつらいすべての女性。

季節の変わり目は体調を崩しがちの人。

漢方・東洋医学の考え方をわかりやすく学びたい方にも。

◆ぱん子が思う他の2冊との違い

『血流がすべて整う暮らし方』というタイトルの通り、

  • 一日を時間ごとに区切ってどう過ごせばいいか
  • 一か月を月経周期のリズムで分けてどう過ごせばいいか
  • 一年を季節ごとに細かく区切ってどう過ごせばよいか

という暮らし方にフォーカスしたまとめ方になっています。

第三章の月経の話はほかの2冊では詳しくは語られなかった部分です。生理痛など女性特有のトラブルに悩む人にとっては知っておくといいお話がたくさんあります。

この本の第二章の「子午流注」の考え方は1冊目『血流がすべて解決する』の中でも一部紹介されています。

でもやっぱり、この3冊目の本の方が網羅的かつ、まとまっていてわかりやすいと感じました。

第四章の季節ごとの過ごし方に関しても、同様のことが言えます。

2冊目『血流がすべて整う食べ方』のレビューでも記した通り、季節の話、内容が似ているようで視点は真逆です。

でもより細かく季節を分けて考えていて、内容が網羅的だと思うのはやはりこの3冊目です。

まとめ

発売日から順に、

  • 血流がすべて解決する
  • 血流がすべて整う食べ方
  • 血流がすべて整う暮らし方

3冊とも血流を改善することで心も体も健康になる!ということをテーマにしています。

だからこそ多少内容が重なる部分がありますが、実例や小話も盛りだくさんなので3冊すべて購入しても楽しめると思います。

発売日順に関係なく、導入部の説明はしっかりされているので、順不同でも内容が置いてけぼりになることはありません。

予算の関係もあり、どれか1冊選ぶなら、ぱん子的おすすめは次のどちらかです。

▶︎血流がすべて解決する

▶︎血流がすべて整う暮らし方

細かいことや詳しいところはなくていいので、とにかくわかりやすく全体像を知りたい人は1冊目の「血流がすべて解決する」をまずは読んでみてください。

漢方、東洋医学の考え方も詳しく知りたい、もっと具体的に知りたいという方は3冊目の「血流がすべて整う暮らし方」が一番内容てんこもりです。

値段も3冊目だけちょっと高いですね。(1冊目、2冊目は1300円+税に対し、3冊目は1400円+税)

ちなみに…
Kindleで購入するのがおすすめです。

その理由についてはこちらの記事にて。

最後まで読んでいただきありがとうございます。