お悩み解決!もこもこ膨らむコーヒーをドリップしたい人へ

スポンサーリンク

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

こんにちは、いつか喫茶店を開きたい しがない会社員のぱん子です。

写真や動画でよく見る、コーヒーをドリップするときのあの膨らみ。もこもこ。

実際自分でドリップしようとしても、なかなか同じようにはいかない…なんてことありませんか?(私も昔はそうでした)

この記事ではもこもこ膨らむドリップコーヒーを淹れるための極意を伝授します。

コーヒーが膨らまない一番の原因

一番の原因はコーヒー豆の新鮮度にあります。

焙煎してからどれくらい日が経っているか?

昔の私はコーヒーチェーン店の、いつ焙煎したのかよくわからないコーヒー豆や、スーパーのコーヒー豆を使用していました。

ドリップするときにコーヒー粉が膨らむのは炭酸ガスが抜けていくからです。

コーヒー豆を焙煎する過程でコーヒー豆の内部には炭酸ガスができます。

焙煎後、時間が経てば経つほど、ガスが抜けていきます。

コーヒー豆に残っている炭酸ガスが多く残っていれば残っているほど、ドリップの際に抜けていく炭酸ガスが多いのでしっかりモコモコ膨らむのです。

そのことを踏まえた上で、次へ進みます。

膨らむコーヒーを淹れる極意①コーヒー豆を購入するお店について

焙煎されてから日が経っていないコーヒー豆をゲットすることが膨らむコーヒーを淹れるための第一歩。

具体的には焙煎してから2週間以内のコーヒー豆を手に入れたいところ。

コーヒーチェーン店の店頭に販売されているコーヒー豆って、焙煎日が記載されていないことがよくあります。

また、スーパーに売ってるコーヒー豆も、回転率が悪すぎて、いったいいつ焙煎されたのかわかりません。

コーヒー豆の販売回転率の高いコーヒー豆焙煎店で買う、あるいはネットで焙煎日の記載がしっかりされているコーヒー豆を買うのがおすすめ。

お近くのコーヒー豆焙煎所、コーヒーショップ、カフェなどで、焙煎日を聞いた上で新鮮なコーヒー豆を購入してみてください。

コーヒー豆のネット販売も流行っています。

個人的には岩崎泰三さんのNOUDOというサイトからコーヒー豆を購入するのがおすすめ。新鮮なコーヒー豆が届くのでビックリするほど膨らみます。

でも、ネット販売はいちいち会員登録とかめんどうだと思うので、近くにあるコーヒー屋さんを訪ねてみるってのが手っ取り早いと思います。

膨らむコーヒーを淹れる極意②コーヒー豆を挽く道具について

コーヒーミルあるいはグラインダー、コーヒー豆を挽くための道具は絶対に持っておくべきです。

たとえ新鮮なコーヒー豆であったとしても、家にミルがなければ、購入時に必然的に粉の状態に挽いてもらわないとコーヒーを淹れることができません。

コーヒー豆購入時、粉or豆のまま?いつも聞かれると思います。

粉にすることで劣化の速度が早まります。例えば、コーヒーのいい香りが抜けて行ったり、炭酸ガスが抜けていきます。

もちろん、豆のままであっても劣化は進みますが、粉の状態よりは緩やかな変化です。

4000円以内でゲットできるコーヒーミルもありますし、もし持っていないのであればまずポチです。

おすすめのコーヒーミルの記事もぜひ。

膨らむコーヒーを淹れる極意③コーヒー豆の焙煎度について

コーヒー豆を購入する際、焙煎度を気にしてみてください。

膨らむコーヒーを淹れたいなら中深煎り〜深煎りのコーヒーを用意してください。

焙煎の過程でガスが発生しているので、まだバチバチに反応していない浅煎りのコーヒーだとガスが少ないかもしれません。

それに、ドリップの方法がそもそも深煎りコーヒーと浅煎りコーヒーとで異なることが一般的です。

ドリップの仕方はどんな味わいを引き出したいのか?によるので決まった正解はない、ということは大前提なのですが。

浅煎りコーヒーは透明感のある味わいにするために速度の速い抽出をすることがあります。

一方、深煎りコーヒーは細くドリップしてしっかりボディ感とコクを引き出すようなじっくりゆっくり抽出する場合が多いです。

膨らむコーヒーを淹れたいのであればじっくり細く、ドリップしましょう。

膨らむコーヒーを淹れる極意④お湯の温度について

今までコーヒーを淹れてきた実感としては、湯温が低いとあんまり膨らみません。

温度が高すぎても、出てほしくない味が出る可能性があるので、

87〜93℃くらいのお湯で淹れるといいと思います。

80℃のお湯だと膨らみが弱かったです。

膨らむコーヒーを淹れる極意⑤コーヒー豆の量と挽き目について

コーヒードリッパーは円錐形でもカリタやメリタのような台形であってもとくに差し支えありません。

おすすめのコーヒー豆のg数は20g。

ただ、それぞれのドリッパーごとに適したコーヒー粉のg数があると思います。

たいていはドリッパーの説明書に書いているので規定量通りあるいは規定量よりも多めのコーヒー豆を使います。

また、コーヒー粉の挽き目が、粗すぎるとお湯が素通りして膨らみが弱いので、

ペーパードリップに適した挽き目である中細挽きくらいが膨らみやすいです。

膨らむコーヒーを淹れる極意⑥いざ、ハンドドリップ!

①〜⑤の条件をクリアしたなら、きっと膨らむコーヒーは淹れられるはずです。

もし、条件がそろっているのにうまくいかないならコーヒー粉をしっかり観察することを意識してみてください。

最初にお湯を入れた時、プクプク、とコーヒー粉が呼吸します。

粉全体がゆるやかに膨らみます。

そのあと膨らみきったら徐々にしぼんでいくのですが、膨らみきったタイミングで2投目のお湯をあげてください。

そうすると待ってました!と言わんばかりにコーヒー粉がもこもこと膨らんでゆきます。楽しい!

一気に注ぐのではなく腕を上下に動かしながら、円を描くようにゆっくりと。

液面を眺めながら、コーヒーの壁を崩さないように。

コーヒーと心を通わせながら一定のリズムで抽出する。そんな感覚です。

最後に

膨らむコーヒーを淹れるのは視覚的に楽しいです。

しかし、膨らまないコーヒーだって美味しいコーヒーです。

同じコーヒー豆であっても、ドリップの仕方、粉量、湯温など条件を変えれば違った味を楽しめる。

それもまた一つ、コーヒーの楽しいところです。

膨らむ膨らまない関係なしに、自分の好きなコーヒーを淹れて、コーヒーライフをエンジョイしていこうではありませんか。